【Beauty Lesson #008】31歳のワタシが“−10歳肌”を維持しているスキンケア方法

【Beauty Lesson #008】31歳のワタシが“−10歳肌”を維持しているスキンケア方法

美容ジャーナリストのtomo.が送る、Beauty Lesson!

今回は、31歳の私が“−10歳肌“を維持しているスキンケア方法をお届けします。(※2021年3月時点:美肌診断機「MeituEve(メイツイヴ)」肌測定で肌年齢21歳)

コロナ禍で美容クリニックやエステサロンなどのメンテナンスに行かなくなってから、ホームケアのみになりましたが、肌の調子は抜群!

難しいことは一切なし!今日から実践できるものばかりなので、是非みなさんの参考になれば幸いです。

1番大事!クレンジング&洗顔

やっぱり美肌の土台は、クレンジング&洗顔です。

そのまま一気にクレンジングしてしまうと、マスカラやアイシャドウのラメで肌を傷つけてしまうことになるので、メイクをしているときは、目元・口元のポイントメイクをリムーバーで擦らず優しく、先にオフします。眉マスカラもここでしっかりオフ!

その後、顔全体をクレンジングをしていくのですが、私は絶対に湯船に浸かって、しっかり毛穴を開かせてメイクを浮かせた状態にしてからオフしています。

洗い流すときは、ぬるま湯で時間をかけてしっかり、生え際に残らないように優しく何度もすすぎます。

シャワーを直接顔に当てるのは顔のたるみに繋がるのでNG。ちゃんと手にぬるま湯を溜めて行いましょう。

W洗顔不要なクレンジングを使用した際は必要ありませんが、そうでない場合や朝は、泡立てネットで2〜3cm(もしくは大さじ1弱)の洗顔料を泡立てて、たっぷりの泡で洗顔します。

洗顔するといってもゴシゴシ擦るのではなく、泡を顔にのせて優しく撫でる程度ですぐにすすいでいくのがポイント。

まずたっぷりの泡を手である程度とってから洗い流すと、すすぐのも楽になります。この時も生え際に洗顔料が残らないようにちゃんと洗い流します。

最後に冷たい水で引き締めて完了!

タオルNG!水分は取らずに化粧水を重ね、コットンパックはマスト

清潔なタオルでも多少は顔に繊維がついてしまうため、朝晩どちらも、私は洗顔後にタオルで顔から水分をとることをしません。

一時期はティッシュやペーパーなどで水分をポンポンっと軽く抑えていたこともありましたが、今は一切水分をとることをやめています。

とはいえ、顔が濡れた状態で放置していたら乾燥に繋がってしまうので、すぐに導入美容液(化粧水の前につけるもの)を叩き込んでいきます。乾燥が気になる場合はこの時にフェイスオイルを一緒に与えてあげることも。

次に、サラッとしたテクスチャーの化粧水を肌に与え、すぐにコットンパックをしていきます。このコットンパックが鍵!といっても過言ではないほど重要なので絶対に飛ばしません。

オススメは無印良品の『生成カットコットン・大判タイプ 135枚入・約90x70mm/399円(税込)』。

大きいので、ひとつのコットンを4つに割いて、額・両頬・顎にのせると余すところなく、コットンパックできるのが楽でかれこれ何年も愛用しています。

コットンパックに使う化粧水は、その時の肌状態に合わせて様々で、肌を鎮静させたいときはCICA成分配合のものを使用したり、乾燥が気になるときは保湿力の高い化粧水を使用しています。

コットンパックが終わったら、テクスチャーが軽めのものから重ためのものへと順に化粧水を重ねていくのですが、とにかくこれでもかというほど化粧水で肌に水分を与えていくのがコツ。

しっかりと土台が潤っていないと、次の美容液が浸透しづらくなってしまうため、2〜4種類の化粧水をテクスチャーの軽いものから順番に、ハンドプレスしながら叩き込んで肌の奥までたっぷり潤っている状態に仕上げます。

潤ったかどうかは毎日肌を触っていれば分かるようになってきますが、ひとつの目安として肌がひんやりと冷たくなってきたら潤ってきた証拠。

タイマーで時間を計って、フェイスパックは毎日!

毎日必ず、365日朝晩フェイスパックをします。

フェイスパックは指定の時間よりも長く顔の上にのせておくと乾燥に繋がり、逆効果になるというのはみなさんも耳にしたことがあると思いますが、ものによって指定時間はバラバラなので、忘れないように私はスマホのタイマーで時間を計るのがお決まり。

短いもので最大10分、長いもので最大20分が相場だと思うのですが、大体私は貼っている時間や剥がす時間などの誤差を含めて、最大分数マイナス2分くらいに設定しています。その間はストレッチ時間に。

効果の異なる美容液を!ひとつずつしっかり浸透させていく

フェイスパックが終わったらハンドプレスをして、フェイスパックの美容液を叩き込み、肌になじませてから美容液へ。

美容液は美白効果が期待できるもの、ハリ効果が期待できるものなど期待できる効果が異なるものを2種類まで使うのが、私なりのこだわり。

同じ効果が期待できる美容液を重ね塗りしても、どちらの美容液が効果があったのかが自分で実感できないため、必ず異なる効果が期待できるものを厳選しています。

一定期間使い続けないと美容液の効果を実感できないため、選ぶ基準は、その時期の肌悩みTOP1.2を解消できそうなものを選んで使い続けるようにしています。

そして、ひとつひとつの美容液をどんどん顔にのせていくのではなく、ちゃんと肌の奥まで浸透させてから次の美容液を与えていくことも大切。

ハンドプレスをし、叩き込んで、肌の状態を確認しながら、丁寧に肌に入れ込んでいきます。

私の人生アイテム!目元のシワ改善クリームは必ず!

MYRALS内でも何度かご紹介していますが、私の人生アイテムともいえる、POLAのリンクルショット。

今年1月にリニューアルされ、見た目もオレンジになり、正式名称は『ポーラ リンクルショット メディカル セラム N/14,850円(税込)』ですね。

こちらは20代後半からもう何年も使い続けていて、私はシワ改善というより、シワ予防として効果を実感できています。

そのおかげか、31歳の今も大きなシワに悩まされることはありません。

お値段は少し高めの部類ですが、化粧水や美容液のように顔全体に使用せず、私の場合は両目元と法令線部分にのみ(計4カ所)にしか使わないため、持ちが良くコスパは良いと思います。

アイクリームも忘れずに!最後は点おきで優しく蓋!

乳液で肌をやわらかく整えたら、顔の中でも皮膚が薄い目元部分にはさらにアイクリームで保湿!

こちらもリンクルショット同様、何年も使用しているPOLA『B.A アイゾーンクリーム/19,800円(税込)』です。

目元にのばし、引き上げたらこめかみ部分で3秒ほどキープして記憶させるように塗るのですが、頬のたるみが気になるなと思った時に、試しに法令線部分にも使って3秒キープしたらグッと上がった実感があったので、たまに頬にも使用しています。

そして、最後の仕上げはクリームで蓋をするのが、鉄則ですよね。

クリームはまず点おきして、ハンドプレスをしながら顔全体になじませ、手のひらで優しくおさえていきます。

全体のスキンケア全てに言えることですが、とにかく摩擦をおこさないように。

乾燥が気になる部分には、重ね塗りをすることも。

日中は日焼け止めを忘れずに!食事のタイミングで塗り直し!

朝の場合は最後に日焼け止めを。紫外線が1番の肌老化の原因なので、家から出ない日も朝のスキンケアは日焼け止めまでが一連です。

とはいえ、日焼け止めも肌に負担がかかるので、自宅で1日過ごす日はSPF30くらいのものを、外出する日はSPF50のものを…と分けて使用しています。

日焼け止めは朝塗ったら1日中効果が持続するわけでないので、塗り直しが重要。

私も昔はついつい塗り直すのを忘れちゃうことが多々あったのですが、最近は食事のタイミングで塗り直すことを習慣化しています。それからは忘れることがなくなったので、忘れちゃうという方にはオススメです。

メイクをしない日はそのまま上から日焼け止めを重ね塗りしますが、メイクをしている日でパウダーをのせていないベースメイクの日は日焼け止めを点おきしてクッションファンデのパフでトントンっとなじませ、パウダーをのせている日は日焼け止め効果のあるパウダーをポンポンっと重ねています。

成長ホルモンを活発に!運動を習慣化して肌の代謝をUP!

 

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そしてもうひとつ、運動を習慣化したことで、肌の代謝が格段に上がりました!

運動をすると血行が良くなりますよね。すると、肌の毛穴の機能が活発になり、皮脂や老廃物がちゃんと排出されるようになるのです。

毛穴の黒ずみやニキビに悩んでいる方は運動を習慣化して肌の代謝を上げてみると◎!

また、運動をすると美肌やアンチエイジングに有効だと言われている、成長ホルモンが活発に分泌されるため、美肌を保つためにはスキンケアだけでなく、運動含め食事など生活習慣を見直すのも大切です。

運動すると気持ちがリフレッシュされたり、1日のオンオフ切り替えができたり、美肌効果が期待できるだけでなく、もちろん身体も締まっていくのでさらに自分に自信が持てるようになったりと良いことばかりなので無理のない範囲で運動を取り入れるのがオススメ。

私は2日運動したら1日休んで…というルーティンで週4〜5日運動するようにしています。

ホームスキンケアでもしっかり行っていれば“−10歳肌”を維持できる!

 

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このコロナ禍になる前までは、定期的に美容クリニックやエステサロンへ行って肌管理をしていましたが、今は一切行かなくなりました。

まだ終息しておらず、不要不急の外出は避けなければいけないということも大きいですが、今考えると、何よりも気持ちの面で「何かあったらクリニックに駆け込めばいいかな。」という甘えがあったように思います。

それがなくなってからは「自分の肌なんだから自分でしっかり管理しないと!」と、改めてスキンケアを見直すきっかけになったり、自分の肌に対する自分の責任感というものも大きくなったような気がしています。

とはいえ、今までとスキンケアの手順や方法が変わったかというとそこまで大きな変化はないのですが、とにかくひとつひとつの工程を丁寧に行うようになったことが1番大きいのではないかなと。

かれこれセルフホームスキンケアのみで約1年ほど経ちますが、それでも丁寧にしっかり行っていれば“−10歳肌”を維持できるということが判明してからは、「セルフケアのみでも大丈夫!」という自信にも繋がりました。

もちろん、すでにできてしまったシミをなくしたい!とか、短期間で劇的な変化を求める場合はクリニックへ行くなど、プロの手を借りた方が効率は良いですが、土台となるのはセルフケア。

今後はクリニックへも気軽に行ける日が来るといいなと思いながら、セルフケアをしっかり行って美肌を保っていきたいと思っています。

使用する製品などは人それぞれ合う合わないがあると思いますが、クレンジング&洗顔の方法や、化粧水でしっかりと肌に水分を与え、コットンパックをする等の手順は、肌タイプは関係ないので、是非試してみてくださいね!

関田 知子

幼い頃から出版社に勤める父の影響で文章を書くこと、編集することに興味を持つ。スワロフスキー専門デコリスト、プライベートブランドのMD、Webメディアディレク...

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