“善玉菌を育てる・腸内環境を整える”食材を使用!春のちらし寿司レシピでインナーケア

“善玉菌を育てる・腸内環境を整える”食材を使用!春のちらし寿司レシピでインナーケア

新生活のスタートや、季節の変わり目の春は体調管理がとっても大事!

菌ケアの要でもある腸内環境は、神経伝達物質やホルモン分泌、血液、さらには免疫などを介して全身の臓器と深く繋がっています。

そこで今回は、善玉菌を育てる食材や腸内環境を整える食材を使用した、見た目も華やかな春のちらし寿司レシピをご紹介!

お腹や肌の調子だけでなく、全身の健康維持に!

腸内環境を整えることは、お腹や肌の調子だけでなく、全身の健康維持に繋がります。

腸内には善玉菌・悪玉菌と、そのどちらにもなり得る日和見菌が存在します。悪玉菌を減らす、のではなくそれぞれの菌バランスが整った状態を目指すことがポイント。日々の食事から“菌ケア”を意識しましょう。

今回ご紹介するレシピでは、ちらし寿司の酢飯を作る際に欠かせない砂糖に、白砂糖ではなく甜菜糖の使用をオススメしています。白砂糖は悪玉菌のエサになりやすく、増殖させてしまうため、腸内環境を整える菌ケアにおいて白砂糖は控えた方がいい成分です。

善玉菌を育てる!サーモンといくらの親子ちらし寿司

スーパーフードのアマランサスとキヌアやアボカドなど、善玉菌を育てる食材を豊富に取り入れたレシピ。身体にとって良い働きをしてくれる善玉菌を増やすことで腸内環境フローラを整えます。

【材料】4〜5人分
■お米・・・2合
■アマランサス・・・大さじ2
■キヌア・・・大さじ2

A■酢 大さじ3
A■甜菜糖 大さじ2
A■塩 小さじ1

■刺身用サーモン 200g
■いくら 50g
■アボガド 1個
■きゅうり(あればお好みで) 50g
■ラディッシュ(あればお好みで) 1個
■卵 1個

B■料理酒 小さじ1
B■甜菜糖 小さじ1
B■塩 ひとつまみ

【作り方】
■1.米2合に、アマランサスとキヌアを混ぜて、米2合分プラス大さじ4の水を足す。米が炊けたら、調味料Aを入れて寿司飯を作っておく。

■2.サーモンとアボガドを1〜1.5cmかくにきる。
■3.溶き卵に調味料Bを混ぜて、熱したフライパンに薄く焼く。
型抜きでお花の形にする。(冷めたら細切りにして錦糸卵にしてもよい)
■4.きゅうりはピーラーで剥いて、クルクルと巻く。ラディッシュは、薄切りにしておく。

■5.寿司飯が冷めたら、重箱か器に寿司飯を盛り、角切りにしたサーモンとアボガドを載せて、その隙間に、きゅうり、ラディッシュ、卵、いくらをのせて盛り付けする。

※サーモンとアボガドは角切りにすると、盛り付けもしやすく、切るときの失敗も少ないです。

菌ケアPOINT

■スーパーフードのアマランサスとキヌアは、様々な栄養素に加え、菌のエサとなる水溶性の食物繊維が豊富であり、善玉菌を育てる役割を担います。手軽に健康と美容を実現する使いやすいアイテムです。

■アボカドは水溶性食物繊維が豊富であり、善玉菌を育てる力があります。さらに不飽和脂肪酸のオメガ9は腸の蠕動運動を活性したり善玉コレストロールを増やしてくれます。またオメガ3は腸内細菌を活性化し、より善玉菌の活動を助けてくれます。加えて、若返りのビタミンEも豊富です。

■サーモンはオメガ3脂肪酸が豊富であり、アボカドと同様に善玉菌の活動を助けてくれる力があります。オメガ3脂肪酸は魚類全般に含まれていますが、サーモンには特に豊富に含まれており、より菌ケアに適した食材となっています。

腸内環境を整える!海老と菜の花のちらし寿司

不溶性食物繊維が多く含まれているので、お腹の中を掃除することにより腸内環境を整え、より善玉菌が過ごしやすい状態を保ってくれるレシピです。

【材料】2人分
■お米 1合
■古代米(黒米) 大さじ2

A■酢 大さじ1.5
A■甜菜糖 大さじ1
A■塩 小さじ1

■剥き身ボイル海老 80g
■菜の花 100g
■しめじ 50g
■塩麹 小さじ1
■卵 2個

B■料理酒 小さじ2
B■甜菜糖 小さじ2
B■塩 ひとつまみ

【作り方】
■1.研いだお米に古代米大さじ2を入れて、1合分のお水プラス大さじ4のお水を入れる。(古代米でご飯を炊く時は2時間浸水する)
■2.米が炊けたら、調味料Aを混ぜて寿司飯を作っておく。
■3.菜の花を食べやすい大きさに切る。菜の花としめじを1分茹でて、ザルにあげて、冷水にさらし、ボウルの中で塩麹と和えておく。

■4.卵を溶いて、調味料Bを入れてさらに混ぜて、熱したフライパンに卵を薄く焼いて、冷めたら細切りにして錦糸卵を作る。

■5.器に寿司飯を盛り、錦糸卵を載せて、その上に他の具材を盛り付ける。

菌ケアPOINT

■古代米(黒米)は不溶性食物繊維が非常に豊富です。「アントシアニン」という黒い色素は、活性酸素から身体を守り、抗酸化作用が期待できます。白米や玄米に比べて、糖質量が低いのも特徴で食後に血糖値が上がりにくいです。

■菜の花は食物繊維を多く含む、春野菜です。しめじと一緒に食べることで、たくさんの食物繊維が摂取できます。また菜の花には、ビタミンC、カルシウム、鉄分も多く含まれます。

菌ケアについて教えてくれたのは…菌ケア専門家・下川 穣さん

1985年4月1日生まれ、福岡県北九州市小倉出身。岡山大学歯学部を卒業後、都内医療法人の理事長(任期4年3ヶ月)を務める。33年のクリニック経営を中心に、2,500名以上の慢性疾患に対する根本治療を目指した生活習慣改善指導を行っている。医療法人の理事長を務めていた時代に、菌を取り入れることによって体質改善した原体験をきっかけに菌ケアによる根本治療の可能性を感じ、2018年12月に株式会社KINSを創立。現在、代表取締役を務める。

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