毎日使っていいの?今さら聞けないフェイスマスクの基本を徹底解説
みなさんはフェイスマスクには2つの種類があるのを知っていますか?
実は、世の中のフェイスマスクは、成分や濃度などの違いによって「化粧水フェイスマスク」と「美容液フェイスマスク」の2種類のカテゴリーに分けることができます。
それぞれの違い、正しいフェイスマスクの使い方や、そもそもフェイスマスクのメリットってどこにあるのか…?そんなフェイスマスク初心者の方々の疑問を解決する、フェイスマスクの基本を解説します。
「化粧水フェイスマスク」と「美容液フェイスマスク」とは
【化粧水フェイスマスクとは】
化粧水を含んだフェイスマスク。フェイスマスクは肌に水分を届けるのに効率的なアイテムです。化粧水の代わりになるため365日毎日のスキンケアに取り入れることができます。そのため化粧水マスクは肌に必要な成分のみ、一般的には肌に負担の少ないものになっています。
【美容液フェイスマスクとは】
美容液を含んだフェイスマスク。スペシャルケアと呼ばれるのがこの美容液マスクで、商品によって使用頻度は異なりますが、週に1度くらいを目安に使うと効果的なものが多いです。価格帯も幅広く、ドラッグストアなどでお手軽な製品からデパートなどのラグジュアリーな商品などが多くあります。
美容液が多く含まれている「美容液フェイスマスク」を毎日使うと肌が栄養過多となり、オイリー肌やニキビの原因になることも。フェイスマスクを使う時はデイリー用のものなのか、スペシャルケア用のものなのかしっかりと確認しましょう。
そもそもフェイスマスクのメリットって?
毎日使うことができたり、スペシャルな時だけに使ったりと用途によって使い分けすることができるフェイスマスクですが、フェイスマスクは使うことのメリットが多くあります。
時間をかけてじっくり、肌に水分をあたえることができる
手に取った化粧水すべてを肌に浸透(角質層まで)させることは中々できません。しかしフェイスマスクなら、約10分間、化粧水を肌の上に留めておいてくれるので、よりたくさんの化粧水をじっくり肌へと届けることができます。
時短
洗顔後にシートを肌に乗せておくだけで保湿できます。スマホを見ながら、筋トレをしながらなど、「ながらケア」ができるので時間を無駄にしません。
肌の負担軽減
手やコットンでパッティングする場合、肌に摩擦が起きてひりつきや色素沈着など、肌の負担となることがあります。フェイスマスクなら肌に乗せるだけなので、肌の負担も軽減できます。
化粧水フェイスマスクの正しい使い方
肌にたっぷりの水分を効率よくあたえるフェイスマスクですが、正しい使い方で使用をしないと肌に負担をがかかってしまい、逆効果になってしまう可能性があります。今回は化粧水フェイスマスクの正しい使い方をご紹介します。
STEP1.洗顔で清潔な土台に
フェイスマスクの美容成分を効果的に浸透(角質層まで)させるために、まずクレンジング&洗顔で肌を清潔に!ただし、できるだけ肌へ負担をかけないようにやさしくクレンジング&洗顔を心がけましょう。
STEP2.フェイスマスクをのせる
シートを取り出して顔にフェイスマスクをのせましょう。まずおでこと鼻にマスクを密着させ、次に目と口の順番で顔に合わせてフィットさせてみてください。軽く伸ばしながらつけると、ヨレやシワができにくくなります。
STEP3.じっくり浸透(角質層まで)させる
フェイスマスクをのせる時間は、パッケージに記載された使用時間の目安を守って。この時間を越えて使用すると乾燥を引き起こすことがあります。
STEP4.乳液やクリーム(油分)でフタをする
フェイスマスクで浸透(角質層まで)させた水分を肌にキープするケアを忘れずに。
フェイスマスクの疑問にお答え!〜Q&A〜
【Q.使用時間が長すぎると良くない?】
フェイスマスクは、乾くまでつけていると全部肌に吸収されたような気がするため、フェイスマスクをしたまま寝るという方もいらっしゃるかもしれません。フェイスマスクを長時間肌に乗せていると次第にシートが乾燥していきますが、これはシート内の水分が外に逃げていっていることが原因です。
水分は、より乾燥しているところへ移動する性質をもっているため、一定時間が経過するとせっかく肌へ入れた水分が、乾いたシート側へと出ていってしまうのです。目安時間内であっても乾燥が気になるという方は、使用時間を短くしてみたり、手でつつみこんで温めたりするのがオススメです。そのほか、乾燥しやすい冬やエアコンの効いた空間で使用する場合も、使用時間を短めに調節してみてください。
【Q.入浴中も使用していいの?】
入浴中にフェイスマスクをのせてしまうと、排出されていくはずの汗や皮脂が顔の上に残ってしまいます。この汗や皮脂によって角質がふやけてしまったり、雑菌が繁殖しやすい状態になる場合もあるため入浴中は避けることがオススメです。