意外と知らない!?アイクリームQ&A〜おすすめデパコスアイクリーム5つ〜
年齢を重ねるにつれて気になるのが、目元周り。「あれ?こんなところにシワがあったっけ?」とふと気づいた時にはもう細かいシワができていた…とか、「しっかりアイメイクを落としたのに目元がくすんでいる気がする。」とか、「しっかり寝たのに目の下のクマが取れない。」なんていう経験がある方も多いのではないでしょうか。
目元周りをしっかりとエイジングケアしていれば若見えしますし、手抜きケアしてしまっていれば老け見えしてしまう、大人女子にとってはとても大切なパーツです。
そんな目元周りの悩みを解消してくれるのがアイクリーム。出来るだけ早いうちから使い始めた方が良い!と言うものの、実際のところは後回しにしてしまったり、フェイスクリームで十分と思ってしまったり、どのアイテムが良いのか分からなかったりと、アイクリームについての疑問を持っている方が多いよう。
そこで今回は、いつまでも美しくいたい大人女子のために、アイクリームについて詳しくご紹介していきましょう。
Q.いつから使い始めるのが正解?
目元という部分的なパーツにピンポイントで、年齢によるダメージをケアしてくれるアイクリーム。
シワがなく、ハリのある目元、そしてくすみのない、パッと明るい目元はそれだけで顔全体の印象を若見えさせてくれます。
アイクリームは○歳から…と使い始める年齢が決まっているわけではありませんが、20代からしっかり使っていた方と30代になってから使い始めた方では、やはり20代から使っていた方の方が目元の状態が良い場合が多いです。もちろん何歳から使ったとしても効果がないわけではありませんが、シワが気になってから使うというよりは、予防のためにと、早い時期から使い始めた方が良いでしょう。
また、目元は乾燥しやすく、瞬きなどで私たちが思っている以上に動いている部分でもあります。
さらに、現代はスマホの使用時間も長いため、目元へのダメージは結構なもの。1日駆使した目元を労わるという意味でもアイクリームでのケアはマストと言えます。
Q.アイクリームはフェイスクリームと何が違う?
たまに、アイクリームではなく目元周りにフェイスクリームをたっぷり塗っているという方に出会うことがあります。量を目元周りにだけ多く塗るという方法で、ベタつきなどが特に気にならず、その方法で美しい目元を保てているのならそれでも問題はありません。
というのも、あらゆるブランドから登場しているアイクリームは、同じブランドから登場しているフェイスクリーム(保湿クリーム)と基本的な成分はほぼ、同じだと思って良いでしょう。
では何故、アイクリームとフェイスクリームが分かれているのか、というところですよね。それには保湿力の違いが挙げられます。目元周りの皮膚は顔の中でもとっても薄く、乾燥しやすくシワやたるみが生じやすいため、フェイスクリームよりも保湿力の高いアイクリームがぴったりなのです。
また、保湿力だけではなく、パーツにピンポイントでケアできるように成分も濃厚に配合しているものも多くあります。
アイクリームという名前の通り、目元周りのケアに特化したクリームなので、フェイスクリームを重ね塗りするよりも圧倒的に効率よくケアできるので、目元ケアにはアイクリームを使用することをオススメします。
Q.自分の目元に合うアイクリームの選び方のコツは?
先ほども述べたようにフェイスクリームよりも保湿力が高く、成分が濃厚に配合されているのがアイクリームです。まずは普段使用しているフェイスクリームブランドのアイクリームを使ってみるのがオススメ。
また、目元周りの悩みに合わせてアイクリームを選ぶのも良いでしょう。
目元周りの乾燥が気になる、または目元のシワが気になる方は保湿力の高い成分がたっぷり配合されているアイクリームを。セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸などが成分表の上部に記載されているものをチョイスしてみましょう。
目元のたるみは、真皮層のコラーゲン不足が原因の場合がありますので、コラーゲンを増加させる働きのあるビタミンC誘導体、レチノール、レチノール誘導体などが含まれているアイクリームを。
また、目元のくすみや目の下のクマが気になるという方はその原因となる色素沈着に働きかけるビタミンAが配合されているものが良いでしょう。レチノールはビタミンAの一種なのでレチノールが配合されているアイクリームは、目元のたるみに効果的なだけでなく目元のくすみにも効果的なので、自分の悩みに合わせて選んでみましょう。
目元の悩み別!おすすめ有効成分
シワ
■セラミド
■ヒアルロン酸
■ビタミンC誘導体
■コラーゲン
■エラスチン
■フラーレン
■レチノール など
たるみ
■ビタミンC
■レチノール
■ビタミンE
■コエンザイムQ10
■ポリフェノール
■コラーゲン
■セラミド
■ヒアルロン酸 など
くすみ
■ビタミンC誘導体
■プラセンタエキス
■アルブチン
■セラミド
■ヒアルロン酸 など
クマ
黒クマの原因は、目の下の皮膚のたるみなので…
■コラーゲン
■エラスチン
■ヒアルロン酸 など
青クマの原因は血行不良なので…
■ビタミンE
■ビタミンP
■ビタミンK など
茶クマは、色素沈着が原因なので…
■ビタミンC誘導体
■プラセンタエキス
■アルブチン など
Q.どのタイミングでアイクリームを塗るの?
アイクリームを塗るタイミングは、フェイスクリーム(保湿クリーム)と同じと考えて良いです。ですので、化粧水→美容液→乳液→アイクリーム→フェイスクリームの順になります。
アイクリームの製品によって使う順番が異なる場合もありますので、その場合は製品の使い方に沿って使用してください。
ちなみにアイクリームと目元美容液は別物です!その言葉の通り、アイクリームはフェイスクリームと同じ保湿効果のあるもので、目元美容液は美容液同様、美容成分を濃縮したものです。
なので、目元美容液を使用する場合は、美容液を使用したあとで目元のみに目元美容液を使用し、その後、乳液やフェイスクリームで保湿するようにしましょう。
Q.アイクリームの正しい使い方は?
アイクリームは硬めのテクスチャーのものも多いため、手の甲などに1回分の使用料を出して温めておくとスーッと伸びが良くなり、目元にも馴染みやすくなります。
硬めのテクスチャーのアイクリームが多い理由として、コクがあ目元に留まってくれる重めのテクスチャーのものの方が、サラサラ系のテクスチャーのものよりも、肌への摩擦が起きづらいのです。
また、先ほども述べましたが目元は顔の中でも1番皮膚が薄い部分。力に任せて擦ったりすることはむしろ逆効果になってしまう場合もあります。出来るだけ優しく、丁寧に、1番力が入りづらいと言われている薬指の腹で優しくなじませていきます。
目元の1点にアイクリームを乗せて、一気に伸ばすのではなく、何箇所かにアイクリームをのせてポンポンとなじませてから、伸ばすとダメージを最小限に抑えることができます。
最後に人差し指、中指、薬指の3本の指の腹で目の下(クマが気になる部分)をピアノを弾くように軽やかにタップしたり、上瞼を軽く撫でてあげたりすると、血の巡りが良くなり、美容成分がより浸透しやすくなります。
ちなみにアイクリームを塗布した後で、アイマスクやホットタオルなどで目元を温めて美容成分を浸透させるという方もいるかもしれませんが、こちらはあまりオススメしません。というのも、完全に浸透しきっていない状態で当ててしまうとせっかくのアイクリームが取れてしまう可能性がありますので、もし温めたかったら、アイクリームを塗ってから時間を置いて、しっかりと浸透したことを確かめてからにしましょう。
おすすめ!デパコスアイクリーム5つ
アイクリームは多すぎず、少なすぎず、肌に馴染む適量を使用することで、そのアイテムの効果を最大に実感することができます。フェイスクリームよりもアイクリームの方が小ぶりで少量ですが、やはりパーツケアなので、消費量も少なめ。
朝晩使用してもそれなりに持ちが良いため、少し高価なデパコスアイテムで集中パーツケアを試してみる価値は十分にあります。
CHANEL『サブリマージュ ラ クレーム ユー N』
■本体価格 19,000円/15g
上質を極めた、シャネル最高峰ののアイクリーム。奇跡の植物ヴァニラ プラニフォリアの儚き恵みと、目もとの肌のさまざまな悩みにアプローチする独自成分を配合。繊細でしっとりとしたクリームが密着し、くっきりと明るく冴えた印象に導きます。濃密なうるおいに包まれ、気品あふれる、明るいまなざしへ。
DIOR『ル コンサントレ ユー』
■本体価格 21,600円/15g
『ル コンサントレ ユー』は、スキンケア成分とマッサージの相乗効果により、目元にいきいきとした印象を与えてくれます。アイクリームを目元に伸ばした後、「オープン アイ™ アプリケーター」マッサージしながら塗布することで、スキンケア効果がUP。
凝った目元をほぐすような感覚は病みつきに♡
ESTEE LAUDER『アドバンス ナイト リペア アイ SR コンプレックス』
■税込¥8,100(本体¥7,500)
トリプル アクション テクノロジーで、エイジング サインの現れやすい目元をダメージから守るアイ ジェル クリーム。こちらはクリームではなくジェルクリームタイプなので、軽やかなテクスチャーが好きな方には是非おすすめです。
1日中たっぷりと保湿しながら、小ジワ、くすみ、乾燥などの主要なエイジング サインから目もとを守り、明るくふっくらとなめらかで若々しい印象の目もとに導きます。
大気汚染、紫外線、ブルーライトの肌ダメージの要因となりえる環境のなかで、乾燥などのダメージから守り、うるおいを与えてくれるので現代の大人女子にぴったり。
コスメデコルテ『モイスチュア リポソーム アイクリーム』
■7,000円(税抜)/15g
小ジワやくすみが目立ったり、ハリのなさが気になったり。皮膚が薄くバリア機能が弱い目元は乾燥しやすく、現れるトラブルも深刻です。そんな肌のために、コスメデコルテが誇る潤いテクノロジー、多重層リポソームを高濃度配合。ポリグルタミン酸(保湿)の効果で、さらに潤いを離しにくい目元へ。
みずみずしいジェル状クリームながら、ピンとしたハリと明るさを続かせます。こっくりとした重めのクリームが苦手だけれどしっかりと保湿したい方におすすめ。
ヘレナ ルビンスタイン『プロディジー CELグロウ アイ』
■21,000円(税抜)
第一印象をきめる、複雑な目元の印象変化に。リッチな感触で、ハリと艶を届けるアイクリームです。
年齢が現れやすい目周りに多角的なアプローチをしてくれる、『プロディジー CELグロウ アイ』。独自の成分「スプレム・エーデルワイス」とハリとツヤを引き出す「ライスペプチド」、すっきりと引き締まった印象に導く「ボタニカルコンプレックス、カフェイン」、瞬時に目元周りを明るくする「ライトリフティング マイクロピグメント」で、大人女子の目元周りをしっかりとケアしてくれます。
いつまでも美しい“ワタシ”でいるために
アイクリームは少量でリッチな価格ということもあり、手を出すのをためらいがちな方も多いかもしれません。しかし、その価格に見合う効果的な成分がギュッと濃縮されていて、目元周りのケアにピンポイントでアプローチしてくれます。
目元周りのエイジングサインががっつりと現れてしまってからではケアするのが大変。少し気になる程度の時からしっかりとケアしていくことで、いつまでも美しくいたいという願いが叶うのです。将来の顔の印象を大きく左右するパーツだからこそ、念入りにケアしていきましょう。