自分で簡単にできる!掃除のプロに学ぶ!水だけでエアコン汚れを落とすお掃除術
今年は全国的に梅雨明けが平年よりも大幅に早かったため、梅雨の期間は平年よりかなり短くなりました。
今後も太平洋高気圧の勢力が強まり、35℃以上の猛暑日を観測する地点が多くなる可能性があり、危険な暑さが続く見込みだという今年の夏。
電力逼迫のこともあり、できるだけ節電したいところですが、熱中症にならないようエアコンを適切に使用しましょう。
思ったよりも早くエアコンを稼働させることになった今年の夏、いざエアコンをつけてみると、イヤな臭いがしたり、効き目が悪くなったと感じる方も多いのではないでしょうか?
汚れを放置したエアコンを使用すると、内部のカビやホコリがエアコンの風に乗って一緒に外に出てくるので、定期的にお掃除することがオススメです。
今回は、水だけでエアコン汚れを落とすお掃除術をご紹介!
自分で簡単にできる!水だけでエアコン汚れを落とすお掃除術
今回お掃除術を教えてくれたのは、サンコーの社員さんで、掃除能力検定士4級の資格を持つ出口 幸伸(でぐち ゆきのぶ)さん!
除湿・冷房・送風など、特に夏場に活躍するエアコン。自分でお掃除するのは一苦労と思いがちですが、今回はそんなエアコンを、自分で簡単にお掃除できるポイントをお聞きしました!
ちなみにサンコー公式 Instagramのストーリーズにて実施した調査結果によると、皆さんの気になる汚れの場所は、送風口50%、フィルター41%、パネル3%との結果になり、エアコンのお掃除機能では汚れが落とせない送風口の汚れを気にする方が多いことが判明。
今回は皆さんが気になっている3つのパーツごとに自分でできるお掃除ポイントを教えてもらいました!
送風口〜細いブラシと水拭き〜
■STEP1:無理に奥までせず、手の届く範囲で汚れを落とします。(※故障の原因になるので、エアコンのコンセントを抜いてからお掃除してください。)
■STEP2:送風口は狭いので、中性洗剤をつけて固くしぼったタオルを割りばし等に巻き付けて拭いてください。すきまが洗える細いブラシもオススメです。
■STEP3:中性洗剤を使用した場合は、洗剤が残らないように水拭きしてください。
『びっくりエアコンすきまの汚れ落とし』
特殊形状の繊維を使用しているので、水に濡らしてこするだけでも汚れを落とすことができます。適度な厚みで、すきまにも差し込みやすい!
フィルター〜掃除機と水洗い〜
■STEP1:フィルターのホコリを掃除機ノズルで吸い取ります。
■STEP2:フィルターを取り外して、裏側からシャワーを当てて水洗いします。
■STEP3:水洗いで落としきれない場合は、中性洗剤をかけて放置してから洗い流す、もしくは柔らかいブラシの使用もオススメです。
■STEP4:完全に乾燥させてください。
『びっくりエアコンフィルターの汚れ落とし』
ふわふわの繊維がフィルターのホコリや汚れをからめとります。柔らかいクリーナーなので、フィルターも傷つけません。
パネル〜ホコリの付着を未然に防ぐ〜
■STEP1:エアコンの外側をモップなどで拭き取ってください。
■STEP2:汚れがひどい場合は、水、またはぬるま湯を含ませ、よく絞った布で拭きます。
■STEP3:特に上部にはホコリが溜まりやすいので、こまめにモップで拭いたり、ホコリ除けのカバーをかけておくと良いです。
『エアコンおそうじホコリガード 1枚入 リーフ』
アレルギーの原因物質を吸着して、飛び散りを軽減します。消臭効果があり、生活臭やペット臭、タバコ臭などを分解・消臭します。
節電のためにもエアコンを掃除しよう!
エアコンを掃除しないままで使用すると、消費電力が増えて電気代が増す、とうこともわかっています。
環境省によると、2週間に1度フィルターの掃除をすることで、冷房時で約4%、暖房時で約6%の消費電力の削減になるとされているので、今回ご紹介した方法でオススメのお掃除グッズなどを上手に使ってキレイを保ちましょう!