暑くてもマスクでも!崩れないベースメイクの作り方

外出時にはマスクが欠かせない今、ポイントメイクのマスクメイクが定番になってきていますが、ベースメイクって手を抜きづらいですよね。

飲み物を飲む時など、マスクを外すタイミングもありますし、まさかマスクの部分はベースメイクしないというわけにもいきません。

しかもこの暑さ!ただでさえ夏はメイクが崩れやすいのに、その上マスクが必須という悪条件です。

でもメイク崩れは避けたい!というわけで、今回は、暑くてもマスクでも、崩れないベースメイクの作り方をご紹介します。

この夏はメイク崩れは仕方がないのかも…と諦めかけている方、必見です!

メイク直しはしたくない!

「メイクが崩れてしまったら、やっぱりその都度メイク直しをしないといけないんじゃないの?」と頭ではわかっていながらも、メイク直しはしたくないのが本音。

アイラインをちょっとだけ足すとか、夜の予定のためにラメアイシャドウをプラスするとか、リップを塗り直すとかそれくらいのメイク直しならいいんですが、ベースメイク直しとなると話は別ですよね。

上からファンデーションやパウダーを重ねたところで、もっとヨレヨレになるし、そうなるとやっぱり化粧水や乳液などである程度OFFしてから塗り直さないと、メイクしたての美しいベースメイクには戻りません。

しかも、アイシャドウのグラデーションからのハイライトでCゾーンがキレイに見えるようにメイクしているのに、ベースメイクを直すとなるとその辺も台無しになることも。

崩れやすい鼻・口周りだけベースメイク直しをしても、やっぱりメイク仕立てのパーフェクトな仕上がりには程遠くなってしまいます。

それに、外出時のメイクポーチの中身は極力減らしたい!!

化粧水や乳液(試供品など小さなものでも)、コットンにファンデーションまで持ち歩きたくない!!(このバッグに入らない!!)

みたいなこと、ありませんか?

それなら最初から、崩れないベースメイクを作るしかない!ということで、実際に筆者が実践している方法をご紹介します。

崩れないベースメイクの作り方

ベースメイクがキレイだと、その人の雰囲気全体を美しく見せてくれます。

逆にベースメイクがヨレヨレだと、せっかくおしゃれをしていても全てが台無しになりかねません。

清潔感あふれる美しいベースメイクを1日中保って快適に過ごしましょう!

1.シンプルスキンケアで肌をうるおいMAXに!

まず、メイクに入る前に最重要ポイントと言っても過言ではない、ステップがあります。

ずばり、スキンケアです!

でも夜のように色々なアイテムを使って…というスキンケアはむしろNG。

朝は、洗顔後とにかく化粧水の重ねづけに限ります。7〜10回程、肌がうるおいでたっぷりになるまで!

肌がひんやりとして、手が肌に吸着するような感じになったらOKサインです。

化粧水はセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分入りのものを使いましょう。

化粧水をW使いしたい時は、サラッとした水っぽいテクスチャーのものを最初に与えてから、重ためのテクスチャーのものを。

美容液は塗っても塗らなくてもOKです。乾燥しているなと感じた時は塗った方がベスト。塗る場合は保湿成分入りのものを!

最後にクリームで蓋をします。ここからすぐにメイクに入ってしまうとメイク崩れしやすいので、肌にしっかりと浸透して馴染むまで、最低でも10分程度は置いておくことが大切です。

2.日焼け止めはケチらない!

まず、欠かせない日焼け止めですが、ケチらずにたっぷりと手に取り、点置きして顔、そして首、耳の後ろまでしっかりと塗っていきます。

紫外線に当たりやすい、鼻筋や頬などは、重ね塗りを。

でも、このままメイクに入ってしまうと崩れやすくなるので、ティッシュオフしましょう。

1枚のティッシュは薄い2枚からなっているので、剥がして2枚にし、そのうちの1枚を顔にのせて擦らずに優しく抑えます。

3.とにかく“少量”が鍵!

ここからメイクに入っていきますが、全てにおいて“少量”がキーポイントとなります。

まず、化粧下地は省く!!肌にのせるアイテムが少なければ少ないほどメイク崩れしづらくなるので、日焼け止めだけで十分です。(日焼け止め+化粧下地のアイテムを使用する場合は、日焼け止めの塗り方と同様。)

様々なタイプのファンデーションがありますが、どれを使うにしても「これで足りるかな?」と思うくらい“少量”で塗っていきます。

塗り終えたら、パフで叩いて馴染ませるか、先ほどのようにティッシュでオフしましょう。

“少量”でも、余分なファンデーションがパフやティッシュにつくはずです。

4.パウダーは必ずブラシで!

表面がベタついた状態だと、メイク崩れしやすくなるので、パウダーをのせていくのですが、必ずブラシでのせるようにします。

パウダーをブラシにとったら、ティッシュにくるくるっとブラシを当てて、余分なパウダーを落としてから、シェーディングを入れる部分(輪郭)、チークを入れる部分(頬)、ハイライトを入れる部分(鼻筋やおでこ、顎など)の順番でサッとのせていきます。

最後に顔全体をブラシでササっと仕上げ。ブラシに力を入れずにふんわりとのせると、ブラシの跡とも無縁です。

「もうちょっとパウダーを追加した方がいいかな?」くらいでOK!

「マットになるのはちょっと…肌のツヤ感を残したい!」という方でも、この塗り方だとマットにはならず、程よいツヤ感も残ります。

5.仕上げにシュッと!

スキンケア、日焼け止め、ファンデーション、パウダーを上記の通り仕上げ、他の部分もメイクをしたら、フィニッシュミストで仕上げましょう!

色々なブランドから出ているので、好みのものを。

筆者の場合ですが、このフィニッシュミストがものによっては肌に合わず、肌荒れしてしまった経験もあるので、自分の肌に合うものを見つけることも大切かも。

ちなみに一時期は、「フィニッシュミスト=肌が荒れる」と思っていたため、使うのを躊躇していたのですが、メイク崩れ防止のためにはやっぱり必要かなと思って恐る恐るトライしてみたら、全く肌荒れせずに使えているのが「bareMinerals」の『デュー ミスト セッティング スプレー』です。

低刺激・界面活性剤不使用・アレルギーテスト済・オイルフリーで肌に優しい処方のもの。

(※こちらのアイテムは数量限定なので現在は販売されていません。ネットショップなどでまだ取り扱いがあるところもあるようです。)

NOファンデでもっと崩れにくい肌へ!

今回はファンデを使用するステップをご紹介しましたが、さらに崩れにくい肌にするためにはNOファンデにすることもオススメです。

その場合は、トーンアップするタイプの日焼け止めor化粧下地を使用すると、顔がくすんでしまうことも避けられます。

また、気になる部分にコンシーラーを使っている方は、思い切ってコンシーラーを辞めてみると思った以上にメイク崩れしづらくなります。

今はマスクもありますので、コンシーラーを辞めてもそこまで気にならないはず。

時間が経ってもキレイなベースメイクのまま♡

今回ご紹介したように、たっぷりと保湿し、ファンデは少量を伸ばし、ティッシュオフを忘れずに、最後はフィニッシュミストで仕上げることで、時間が経っても美しいベースメイクのまま、メイク崩れとは無縁に過ごすことができます。

肌に優しい、柔らかい素材のマスクを選べば、マスクの痕がつくことも避けられ、マスクによるメイク崩れに悩むこともなくなり、快適に生活できるでしょう。

これで、メイクポーチも身軽になって、小さいバッグでも問題なく出かけることができます♡

汗をかいたら、ハンカチやティッシュで、優しく抑えればOK!

快適に、美しくこの夏を乗り切っていきましょう!

関田 知子

幼い頃から出版社に勤める父の影響で文章を書くこと、編集することに興味を持つ。スワロフスキー専門デコリスト、プライベートブランドのMD、Webメディアディレク...

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