【Beauty Lesson #005】30歳目前!20代でやめたこと・始めたこと

美容ジャーナリストのtomo.が送る、Beauty Lesson♡
平成元年生まれの私。今年の誕生日でついに30歳を迎えます。
以前は30代へ突入することにあまり良いイメージを抱いていませんでしたが、自分より年上のとても素敵な方とたくさんお会いする機会が多くなった今、30代になることが楽しみになってきました。
「年齢は数字でしかない」とも思いますが、ひとつの節目として、ここで1度『20代でやめたこと・始めたこと』を振り返ってみようかと、そんな想いから今回のBeauty Lessonをスタートします♡

20代でやめたこと

夜遅くに出歩かない!

少し大げさな見出しになってしまいましたが…以前の私は夜の食事は基本外食、もちろんお酒も飲み、そのまま朝までコースというのが日常茶飯事でした。
美味しい食事にお酒、時間が経つのはあっという間。そういう空間にいると自制が効かなくなり、夜遅くに高カロリーのものを摂ることに。

もちろん、この時期はこの時期でとても楽しかったので後悔はしていませんが、27歳くらいから徐々に翌日の復活が遅くなることを感じるようになったんですよね。
お酒による2日酔いの回復もそうですが、身体のラインが崩れたままだったり。疲れ切って帰宅し、メイクを落とさずに眠りにつくという、最低最悪な行動もしばしば…そりゃあ、肌の調子も悪くなります。

それに遅くまで起きていると翌日が辛くなるのは当たり前。1週間は7日ですが、夜遅くまで出歩いた翌日は潰してしまい、1週間が3.5日のような感覚でした。

メイク:スキンケア=8:2

メイクしている時が自分の中で完璧になればあとはどうでも良い!くらいの気持ちだったかと思います。特に20代前半はとにかくメイクの時間が長く、平気で3時間くらいかけていました。(驚)

今よりもメイクが濃かったのは確かですが(今も薄くはありませんが…)、今思い返せば「やらなくても良いこと」をたくさんしていたなと思います。
隠したいシミがなくともコンシーラーを使ったり、どう変化しているのか分からないほどたくさんのアイシャドウやリップを重ね付けしたり、ベースメイクはきちんとしないのに上からカバーするファンデーションやパウダーをとにかく厚塗りしたり。

当時、スキンケアに関しては高ければ効果があると思い込んでいて、下手したら今よりも高価なものを使っていましたが正しい方法を知らなかったからか、良いアイテムの効果はほぼ実感できていなかったかと思います。その頃はメイクに8割、スキンケアは2割くらいの力の入れ具合でした。

昔の自分に助言できるのならば(言われても聞かなかっただろうけど…)、とにかく丁寧に正しいスキンケア方法を、そして不必要なメイクは極力省こうよ!と言いたいです。この時に肌を労らなかったことがダイレクトに今に響いている感は否めないから。

恐ろしいクレンジング法

もしかしたらこれが1番後悔していることかもしれません。先ほどの話と被るところはありますが、つけまつげにマスカラなど、とにかくメイクが濃かったので落とすのも一苦労。
でもクレンジングに時間をかけるのが無駄だとすら感じていた20代前半の私は、オイルタイプのクレンジングでゴシゴシと擦ってメイクを落としていました。

もちろん、ぬるま湯で流すこともなく、熱いお湯で洗い流し、時には時短になるからとシャワーを顔面に直接かけて流していたことも。思い出すだけでも恐ろしい…。
またはシートタイプのメイク落としでゴシゴシと擦って落とすこともありました。コットンにメイク落としを馴染ませて優しくふき取るなんてことではなく、薄いシートのメイク落としです。

当時の私の濃いメイク、特にアイメイクはそれでは綺麗に落ちるわけもなく、まつげが何本抜けたことか…。目元をこすることが将来、目元のシワに響くことすら知らなかったのです。

大量のサプリメントを飲む

不規則な生活を送っていた20代前半の私。その悩みを解消するためにと、とにかくサプリメントに頼っていました。
当時は成分をチェックすることもなく、何が配合されているのか分からないものも平気で飲む有様。むくみ解消、ダイエット、ビタミン、バストアップなど、あらゆるサプリメントを約10種類くらい飲んでいたかと思います。

今もサプリメントが悪だとは思っていませんが、そもそもの悩みを改善するための努力を怠り、成分を気にせず、飲み合わせも気にせずにいたことはダメですよね。
ちょうどその頃、体調が優れないだけでなく、突然の腹痛の襲われることが多々ありました。本当に立っていられないくらいの激痛です。同時に手足が痺れることも。
「盲腸かな?」と思い、大きな病院で検査をしたのですが、その時にすぐ先生に「何かサプリメントなど飲んでいますか?」と聞かれ、当時飲んでいた約10種類ほどのサプリメントを伝えたところ、「まずはサプリメントの服用を辞めてください。」と言われて衝撃を受けたのを覚えています。良かれと思って飲んでいたので、まさかそれがダメだったなんて…と。

不思議なことに、サプリメントを辞めてから突然の腹痛も手足の痺れもなくなりました。ちなみに病院では検査の異常はなし、サプリメントを辞めるようにと言われた以外、薬も処方されていません。
私が飲んでいたサプリメントは、モデルさんが紹介していたり雑誌に載っているほど有名なものもあったので衝撃でしたが、人それぞれ合う合わないがあるということを学び、そしてサプリメントに頼るのではなく、根本的な改善をしなければいけないということを学ぶ良いきっかけになったと思います。

サプリメントは自分に合うものを上手に取り入れること、そして今は試してみたいサプリメントがある時には、必ずかかりつけの病院で信頼している先生に「このサプリメントを飲んでも良いですか?」と確認をしています。

20代で始めたこと

夜の自分時間を大切にする

20代でやめたことの「夜遅くに出歩かない!」とリンクしていますが、夜は外に出かけずに自宅でゆっくりと自分と向き合う時間にしています。
食べたいものを我慢せずに、今の自分の身体が欲している食材を蒸す・茹でるなどの身体に良い調理法で自炊をして、ゆっくりと食事を摂ること。余裕を持ってお風呂の時間をたっぷりと取ること。
当たり前のことなのですが、私にとっては大きな変化だなと思っています。(笑)

最初こそ上手く時間を使えませんでしたが、ベッドに入る時間から逆算して1日のスケジュールを立てることが習慣化されてからは、特に負担に感じることはありません。ちなみに驚かれることが多いのですが、基本的には22時にはベッドに入るのが今の私の基本です。
だから、基本的には22時以降はよっぽどの急ぎのことがない限り、LINEや電話などの連絡ツールもシャットアウト。翌日の朝、「おはようございます。」と返信や折り返しの電話をします。
というのも、眠いのに疲れているのに眠れないということが多々あり、脳を休めることが1番だという結論にたどり着いたから。

もちろん、スケジュールによっては22時にベッドに入ることが無理な日もありますし、外食をすることもあります。揚げ物が食べたい時は我慢せずに食べるので、あくまでも基本ですが、自分の基本をしっかりと持っているのとそうでないのとでは違うなと思う今日この頃です。

丁寧なクレンジング&スキンケア

昔の雑なクレンジングとスキンケアからは卒業。今はメイクよりも落とすことと与えることを大切に、そして正しい方法で行なっています。
不思議なことに、過去の私は面倒だと思っていたことが今はそれが楽しみのひとつになりました。きちんとケアすればちゃんと答えてくれるから。

高価なものという基準で選ぶことも辞め、何よりも成分をチェックして肌に優しいものを、そして自分の肌に合うものを使っています。今日の私の肌は何が足りないかな?何を欲しているかな?と肌から感じとり、その日肌状態に合わせてアイテムをチョイス。ちなみに「これ、私の肌には合わないかも。」と思ったアイテムも使う順番やタイミングを変えるだけで合うようになったりします。

こうして毎日新しい発見があるので、今の悩みを改善するためのことと今後悪化しないためのことを同時に取り入れて、過去に散々雑に扱った分、今はとても大切にしています。(笑)

すっぴんの底上げをする

メイクが濃かった時代を経て、薄メイクでも生きていけるようになりたいと思うように。ただ、女優さんのように元々の作りが美人ではないので、単純にメイクを薄くすると途端に老け見えるんですよね。
何度も薄メイクの研究もしましたが、やはりしっくりこない。周りの意見を参考に!と思ってもやっぱり不評でした。

そこで、メイクを薄くしても綺麗に仕上がるようにまずは肌の美しさを底上げするところからスタート。先ほどの「丁寧なクレンジング&スキンケア」がそれです。
そして、次はメイクの工程を省くため眉と上のアイラインをアートメイクにしました。かなり慎重に先生を選び、出来るだけ自然になるように仕上げてもらったため、特にアイラインについては言わないと気づかないくらい自然な出来栄えに。大満足です。本当にやってよかったと思います。
そのおかげで今はアイラインは目尻のみで済むようになり、眉も少し描き足す程度。

まだ今はマツエクをやめる勇気がありませんが、最近はよりナチュラル思考になりつつあるので近い将来、脱マツエクしようかと思っています。まつ毛パーマが気になっているのでリサーチ中。まつ毛パーマデビューしたらマツエクとの比較記事も書けるかも!?

美容家電を使う

スチーマーや美顔器などの美容家電も20代で始めたことのひとつです。昔は暇さえあればサロンに駆け込んでいましたが、やはりホームケアもしっかり行なっていないと効果は半減。

クレンジングやスキンケアに力を入れたことから繋がったのですが、毎日コツコツやることがこんなにも変わるんだと思い知らされている日々です。例えば美顔器をやった翌日にほうれい線が消える!なんてダイレクトな結果は生まれませんが、続けることによってすっぴん肌の底上げに繋がっている実感は得られているかと。

同じパックをするにしても、パックの上から美顔器を当てると浸透力が違うなとか、毎日自分が1番チェックしている肌だからこそその違いに気づくことができています。

たまにできない日もあるのですが、そうするとより、いつもやっているからこその効果を感じられるので、気分が上がらない日は無理にやらずに「あ、やっぱりやればよかったな。」と思うことによって、また意識を上げることも。

基本を大切に、美しい人から学び続ける

振り返ってみると何よりも生活スタイルが大きく変わったことが全てのきっかけになっているように思えます。
時間の使い方を変えることで、健康や美容面において自分を大切にできるようになったかなと。
そしてこれからやってくる30代、今の基本を続けつつ、美しい人から学び、日々成長していけたらと思います。

美しい人とまるで同じにはなれなくても、その方にとっては当たり前の習慣を真似してみたり、良いと聞いたものは試してみたり、そうやって試行錯誤しながら自分に合うものを取り入れて、現状維持ではなく、常に進化して、素敵な30代を送りたいですね。

関田 知子

幼い頃から出版社に勤める父の影響で文章を書くこと、編集することに興味を持つ。スワロフスキー専門デコリスト、プライベートブランドのMD、Webメディアディレク...

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