年末キレイにした“3大水まわり”をキープ!汚れをつくらない予防掃除のコツ
年末の大掃除でピカピカにした、お風呂場・トイレ・キッチンの“3大水まわり”。このままキレイを保ちたいですよね!
でも、どこも毎日使うからこそ汚れやすい…。
そこで今回は、これまでに「バスピカピカ」や「びっくりトイレクリーナー」「排水口洗い」などたくさんのお掃除グッズを生み出してきた、サンコーの掃除能力検定士4級の資格を持つ社員の出口さんに、3大水まわりをキレイに保つお掃除のコツを伝授してもらいました!
“お風呂掃除=カビ取り”発想はもう古い!?
1度カビが付いた汚れを落とすのは大変!広いお風呂場を掃除する時間がなかなか無い人は、水滴をしっかりと拭き取り、換気をすればまずはOKです。
Q.スポンジや洗い場マットのカビを防ぐには?
スポンジは、水切れのいいものや薄いタイプがオススメです。洗い場マットは、浴室以外で乾かすだけでもカビの発生を抑制できます。
【ポイント】
洗い場マットは湿気の多い浴室から一旦出し、風通しのよいところで乾かしましょう。
オススメお掃除グッズ
『浴室天井ふきモップ スペア付』
■2,800円(税抜)
マイクロファイバーが水滴をしっかりキャッチ!全長約115cmで高いところもラクラク届きます。柄を外せばハンディタイプにもなります。(※使用後のバスタオルでも代用可。)
トイレの定番アイテム、思い切ってやめてみよう!
最近は便器自体に「汚れ防止加工」が施されていたり、洗濯の手間から「トイレマットをやめました!」という人も増えたりと、トイレ掃除の常識は変わりつつあります。
そんな中、見落としやすいのが便器と床の隙間ですが、汚れが蓄積される前にカバーすればOK!
Q.トイレ掃除をラクにするポイントは?
ホコリや汚れが溜まりやすい箇所をテープで塞ぐなど、汚れる前に制する!のがコツです。
【ポイント】
汚れが付いている場合、歯ブラシなど、すきまに届くブラシで汚れを掻き出すこともオススメです。
オススメお掃除グッズ
2022年新商品!『便器すきまテープ アイボリー』
■550円(税抜)
便器と床の隙間汚れを防ぐテープ。吸着素材で簡単に付け外しできます。洗濯できるので、繰り返し使用できます。(※マスキングテープなどの“はがせるテープ”でも代用可。)
スポンジが汚れていては始まらない!
スポンジで食器などを洗った後、しっかりと汚れと水が切れていないと汚れが蓄積されてしまいます。汚れは気づいた時にサッと取り、使用後のスポンジは、汚れと水をしっかりと切っておけばOK!
Q.スポンジを清潔に保つ、長持ちさせるコツは?
スポンジ内の汚れをしっかり落とし、水を切ってよく乾くように置いておきましょう。
【ポイント】
使用後のスポンジはしっかり洗浄し、乾かすことでスポンジ内に汚れが溜まりにくくなります。また、スポンジラック等を活用し、水が溜まらない保管もオススメです。
オススメお掃除グッズ
『キッチンピカイチ』
■400円(税抜)
メッシュタイプで水切れ抜群!布巾感覚で洗えるので、タッパーのすきまなど、細かい部分までしっかりと洗えます。特殊形状の繊維で、水だけでも汚れがよく落ちます。(※水切れのいい薄手のものでも代用可。)
今年の年末は大掃除をしない!
汚れきってしまってからの掃除が大変…と、年末の大掃除で実感した方も多いのではないでしょうか。
今年の年末は大掃除をしなくても大丈夫なようにできたら、とっても楽ですよね!
中でも汚れやすくキレイを保ちづらい“3大水まわり”を、今回ご紹介した予防掃除で汚れをつくらないようにし、常にピカピカを保ちましょう!
教えてくれたのは…
掃除能力検定士4級・出口 幸伸(でぐち ゆきのぶ)さん
最近のお掃除トレンドを見ていると、どんどん手間を減らしていこうという方々が多いように思えます。
たとえば、床の汚れを防いだり、足元の冷えを軽減する従来の定番アイテム、「トイレマット」ですが、「不衛生」「洗濯が手間」だと考える方が増え、代わりに「汚れを未然に防ぐ」アイテムが人気の傾向にあります。