春は不調の嵐!?更年期症状の対策方法は?エクオール検査キット「ソイチェック」レビュー
一気に暖かくなり、春を感じる季節になりましたね!みなさん不調を感じることはありませんか?
春は、1年のなかでも特に気候・気圧の変動が激しく、自律神経が乱れやすくなり、生活・仕事環境などの変化もあるため、心身ともにストレスが増加しやすい季節です。
また、季節性の不調に更年期症状が掛け合わさると「春ならではの季節性の不調・ストレス」と「更年期症状による不調」が相互に影響しあい、さらに不調に陥るという悪循環が生まれやすくなると言われています。
そこで、様々な女性の健康問題がある中でも今回は「更年期症状」について、対策方法を含めてご紹介していきます。
更年期の原因と症状
個人差はありますが女性は、50歳前後の年齢で閉経を迎えます。この閉経の時期をはさんだ前後10年間(一般的に45〜55歳頃)を”更年期”といいます。
更年期では、卵巣機能が低下し、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少していきます。その結果、ホルモンのバランスが崩れ、月経周期の乱れやエストロゲンの欠乏により心身にさまざまな不調があらわれます。
【精神神経系の症状】
頭痛・めまい・不眠・不安感・イライラ感・うつ
【消化器系の症状】
吐き気・下痢・便秘・胃もたれ・胸やけ
【血管運動神経系の症状】
ホットフラッシュ(ほてり・のぼせ)・動悸・息切れ・寝汗・発汗・むくみ
【泌尿器・生殖器系の症状】
月経異常・尿失禁・性交痛
【運動器官系の症状】
肩こり・腰痛・背中の痛み・関節痛・しびれ・手指の痛み・しびれ・変形
【皮膚・分泌系の症状】
のどの渇き・ドライアイ
まずは自分の更年期症状の指数をチェックしてみるのも◎!大塚製薬の運営する「更年期ラボ」で、自分の更年期症状の有無や程度を把握できます。
更年期の対策方法4つ
更年期症状があるなと感じたら、更年期の対策方法を生活に取り入れてみましょう!
1.病院・クリニックでケア!まずはかかりつけの婦人科をもつところから
まず最初はかかりつけの婦人科を持っておくと安心です。
■漢方薬
■抗不安剤・抗うつ薬
■心理療法・カウンセリング
2.運動でケア!有酸素運動が重要
国内では、更年期障害を有する女性において自転車エルゴメーターによる運動、ウォーキングや水中歩行で「更年期症状の重症度を表す指数が、運動前に比べて明らかに下がった」という結果が報告されています。
海外でも同じくウォーキングを中心とした有酸素運動やヨガでも効果があったという結果が出ています。
運動が苦手…という方でも、お散歩が気持ち良く感じる春。ちょっとそこまで…のウォーキングから、運動を日々のルーティンにしてみましょう!
3.食生活でケア!大豆食品を積極的に取り入れよう
【ご飯と味噌汁に、魚料理、おひたし、煮物などを組み合わせた栄養バランスの良い「和食」がオススメ】
1日1.2回は意識して魚料理を取り入れ、緑黄色野菜を使った副菜を小鉢で昼夜1皿ずつ加えるのがポイント。
デザートには皮ごと食べられるブルーベリーやリンゴなどをはじめ、栄養価の高い旬のフルーツを1日200gを目安に取り入れてみてください。
飲み物には牛乳などの乳製品を組み合わせると◎!
【女性に嬉しい食材「大豆食品」も忘れずに】
大豆は食物繊維やオリゴ糖も多く含み、加齢とともに乱れがちな腸内環境を整えてくれる上、骨を強くするカルシウムも豊富です。
その他にも、たんぱく質やビタミン、ミネラル、イソフラボンなども含まれていて、女性に優しい食品です。
4.サプリメントでケア!
食生活改善や運動ケアももちろん重要ですが、毎日の食事で補いきれない栄養素をサプリメントで補うのもひとつの手です。
マルチビタミン、フィッシュオイル、エクオールなど、特に更年期世代にオススメです。
更年期症状緩和に効果ありの「エクオール」って?
女性ホルモンに似た働きをする、大豆イソフラボン由来の成分「エクオール」。
大豆には、フィト(植物性)エストロゲンのひとつであるイソフラボン(ダイゼイン、ゲニステイン)が含まれており、女性ホルモン「エストロゲン」に似た作用を示すものと考えられてきました。
しかし、大豆成分に関する臨床試験は数多く行われているものの、更年期症状に関する最終的な結論は実は出ていませんでしたが、近年の研究で、その効果の源は大豆イソフラボンの一種である「ダイゼイン」が腸内細菌によって代謝されて生まれる「エクオール」という成分であることが分かってきました。
「エクオール」を10mg/日摂取することで、更年期症状、骨、メタボリック・シンドロームおよび肌の老化に対する効果が認められています。
また、「エクオール」については動物および人での安全性データが揃っており、安心して摂取できるものと考えられています。
「エクオール」の作用
【エストロゲン様作用】女性ホルモンに似た働きをする
【抗エストロゲン作用】エストロゲンが過剰な時にその作用を抑える
【抗アンドロゲン作用】男性ホルモンアンドロゲンの働きを抑える
【抗酸化作用】体をさびさせない
「エクオール」に期待できる6つの効果
■1.ホットフラッシュが改善
■2.首こり、肩こりが軽減
■3.肌のシワが改善
■4.骨密度の減少を抑制
■5.血管機能を改善
■6.手指の不調を改善
1日の「エクオール」摂取目安量は10mg!どう摂取したらいい?
大塚製薬が実施した更年期の女性を対象にした試験では、1日10mgのエクオールで様々な不調の改善が認められています。
このエクオール10mgを腸内で産生するための大豆食品の目安は納豆1パックか豆腐2/3丁。
エクオールは体内に蓄積されませんので、エクオールを作れる人でも、これだけ量の大豆食品を“毎日”食べ続ける必要があります。
その難しさを表すかのように、エクオールを作れる人でも、現代の食生活では1日エクオール3.0mg程度しか作れていません。
また、腸内環境の変化によっては、エクオールを作り出せなくなることもあるのです。
エクオールを作れる人も、作れない人もサプリメントを活用すれば、エクオールを継続的に手軽に摂取することができます。
エクオールは2人に1人しか作れない!?
エクオールは大豆イソフラボンが腸内細菌によって代謝されて生まれる成分ですが、実はエクオールを作り出す腸内細菌は全ての人が持っているわけではなく、作れる人は日本人では2人に1人ということが分かっています。
自分のからだがエクオールが作れるかどうかは、エクオール検査キット「ソイチェック」で知ることができます。
エクオール検査キット「ソイチェック」レビュー!結果は…
「ソイチェック」は、尿中のエクオールを測ることで、今の食生活で大豆イソフラボン(ダイゼイン)をエクオールに変えられているかどうかをチェックできる検査です。
自宅にいながら簡単にチェックできるということで私も試してみました!
ネットで「ソイチェック」を購入し、尿を取り、同梱されている袋に入れてポストに。1週間も経たずにメールが届き、URLをクリックしてログインすると検査結果を見ることができます。
淡い期待を抱いていましたが、結果は残念…。私はエクオールをつくれていませんでした。その中でもレベル1と、最低ラインの結果。
ということは私の腸内ではエクオール産生菌がほとんど活動していないということ。
ちょっと落ち込んでしまいましたが、全体の中で最も多いタイプだと記載してあり、ホッとしました。
エクオール産生菌が腸内にいるかどうかの判断は「ソイチェック」ではできませんが、まずは食生活を見直して腸内環境を整えること、毎日しっかり大豆製品を摂ることから始めていこうと思います!
エクオールを作れていないという結果ではありましたが、自分の身体のことを知れたことで意識も変わり、結果的に良かった!
病院へ出向いて待ち時間があって…という面倒なこともなく検査できるので、気になった方は「ソイチェック」で検査してみては?
※このチェックは、病気の有無や重さ、女性ホルモン量を診断するものではありません。
女性の身体に寄り添うアイテム3選
私のようにエクオールを作れていない方は、積極的にサプリメントなどで摂取していくことが大切!
1.大塚製薬『エクエル ジュレ』
『エクエルジュレ』は、大豆イソフラボンのパワーの源である「エクオール」をはじめ、「ビタミンD」「コラーゲン」「カルシウム」が1袋でおいしく摂れる、さわやかオレンジ味のオールインワンゼリーです。
おいしく摂れるジュレタイプなので、サプリメントが苦手という方にもオススメ!
これまでも展開されていた『エクエルジュレ』ですが、4月3日から新『エクエル ジュレ』として、含有成分のビタミンDを増量するそう。また、白を基調とした清潔感のある新パッケージデザインになります。
2.フィンティメイトエッセンス『デリケートゾーン用ジェル』
デリケートゾーンを徹底保湿!さらに美白・エイジングケアまでトータルケア。
女性のカラダ研究×植物のチカラでデリケートゾーンの肌を整えながら、女性バランスに働きかけます。気になる悩みから解放されて、ずっと続く心地よい毎日へ。
3.『エクオールプラスPREMIUM』
管理栄養士監修!特許出願済みのエクオール乳酸菌を配合する『エクオールプラスPREMIUM』。イヌリンやGAVAだけでなく、肌に嬉しいプラセンタやコラーゲンなども配合しています。