美容にも健康にも良い「柚子茶」で温活インナービューティー!〜簡単♡自家製レシピ〜

寒い季節にオススメのホットドリンク、柚子茶。韓国ではユジャチャ(유자차・柚子茶)と呼ばれていて、風邪予防に良いと古くから愛飲されている飲み物です。

柚子茶は美味しいだけでなく、とても身体に良く、健康に気を付けている方に人気!また、風邪予防だけでなく、ダイエットにも効果的でビタミンCや食物繊維も豊富に含まれています。

そこで今回は、柚子茶の効果と併せて、果汁だけでなく柚子果実を丸ごと使った、誰でも簡単に作れる柚子茶の自家製レシピまでご紹介していきます♡

素晴らしい!柚子茶の効果3つ

1.レモンの4倍のビタミンC!?風邪予防に効果

柚子の皮の部分に含まれるビタミンCは、なんとレモンの約4倍なんですって!普通では食べるのが難しい果皮も美味しく食べられる柚子茶は余すところなく柚子のビタミンCを摂取できます。

ビタミンCに、疲労回復に効果的で、エネルギーを消耗しやすい寒い冬にはより積極的に摂りたい成分です。さらにビタミンCには、免疫力や抵抗力を上げる効果もあるとされています。

ウイルスに対する抵抗力を強めてくれるので、風邪予防に最適だと言われているんですね。

また、主に柑橘系のもの、オレンジやグレープフルーツなどに含まれている、酸っぱい香り精油成分であるリモネンという成分には、炎症を抑える作用もあると言われています。

喉のケアとして、日頃から柚子茶を飲むと風邪への抵抗力が高まるのという説もあります。喉が弱い方は是非試してみてくださいね。

そして、このリモネンの香りによる、リラックス作用もあるそうなので、疲れた時や気分転換したい時にもオススメです。

2.アンチエイジングにも!?美肌効果

先ほどご紹介したように、柚子にはレモンの約4倍ものビタミンCが含まれています。ビタミンCは、風邪予防だけではなく、美肌にも効果的!

ビタミンCには、身体の内の老化(=酸化)を抑制したり、元に戻したりする働きがある抗酸化作用や、身体の内側でコラーゲンを成熟させるために、欠かせない成分だと言われています。

私たち人間の身体の中ではビタミンCを作る酵素を持たないため、身体の中でビタミンCを作ることができません。ビタミンCは老化を防いでくれているので、積極的に摂っていきたい成分。また、ビタミンCには美白効果もあるので、冬のうちに身体の中からしっかりと美白ケアしておくことで、肌年齢にグッと差が出そうです。

食事から摂ると言っても限界がありますから、柚子茶のように手軽に美味しくビタミンCを摂れる飲み物はありがたいですよね。

そして、ビタミンCともうひとつ、柚子茶の中でも特に美容に効果があると言われているのが、柚子ポリフェノールです。

柚子ポリフェノールは、種子と果皮に多く含まれていて、ビタミンCが持つ生理活性作用と似た働きがあります。特に抗酸化作用における効果が素晴らしいのだそう。

柚子の果皮を多く含む柚子茶を摂取すると、アンチエイジングにも効果的と言われている理由に納得です!

3.美味しく腸活!?ダイエット効果

柚子を果皮ごと漬け込んだ柚子茶には、便秘を改善して、腸内バランスを整える作用をもつ食物繊維もたっぷりと含まれています。

蜂蜜で漬け込まれた柚子茶。この蜂蜜に含まれているオリゴ糖が腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌を活性化する効果もあります。「柚子×蜂蜜」の柚子茶なら、食物繊維とオリゴ糖のW効果に♡

また、柚子に含まれるクエン酸にはエネルギー変換を助ける働きがあるので、ダイエット効果を促す働きがあると言われているんです。

注意したいのは、クエン酸をたくさん摂りすぎてしまうと逆に食欲を増進させてしまうことも。柚子茶程度ならば大丈夫ですが、合わせてクエン酸を含むサプリメントなどを摂ってしまうと、過剰摂取に陥りがちなので注意が必要かもしれません。

ちなみに、ビタミンCが豊富に含まれている柚子茶は、中性脂肪や血中のコレステロール値を下げる効果も期待できるそうです。

砂糖を使わない!簡単♡柚子茶レシピ

スーパーなどで手軽に購入できる柚子茶。基本的には、ジャムのように瓶に入って販売されているものがほとんどです。この柚子茶のペーストをスプーン1〜2杯をコップに入れ、お湯を入れて飲みます。

ただ、市販のものには柚子、蜂蜜だけでなく結構な量の砂糖が入っているものが多いのです。老化の原因となる糖化をできるだけ避けるためにも、白砂糖は口に入れたくないですよね。

そこで今回は、砂糖を使わない!柚子茶レシピをご紹介します。本当に簡単にできるので、是非手作りしてみてください♡

材料(4人分)

■蜂蜜:200g
■ゆず大:2個
■塩小さじ:2

作り方

※今回の画像では柚子が小振りだったため、5つ使用しています。蜂蜜は200gです。

1.柚子の表面を塩で綺麗に。

柚子の表面を塩でしっかりこすって汚れを落として、よく洗って水気を拭きます。皮に傷や黒い部分があれば、包丁でそぎ取りましょう。
加熱しないでフレッシュな香りを楽しむ柚子茶。このひと手間で、保存期間がグッと長持ちします。

2.柚子をカットして種を取る。

柚子を縦4等分に切って、切り口の白い部分をそぎ取り、種も取ります。
この白い部分を取っておくことで、柚子独特の苦味がなくなり、舌触りも良くなります。

3.ボウルに果汁を絞る。

4.皮を薄切りにする。

5.薄切りにした皮を果汁に入れる。

6.蜂蜜を加えて混ぜ合わせる。

完成!

冷蔵庫に保存して、約1週間くらいで飲みきりましょう。日にちが経つにつれて、味が染み込み、変化していく熟成過程も楽しみながら味わってみてくださいね♡

飲み方

柚子茶ペーストをスプーン1〜2杯コップに入れ、好みの量のお湯で割って飲みます。
皮も美味しく食べられるので、最後まで綺麗に飲みましょう♡

妊婦さんにオススメ!寝る前にも◎!カフェインレス柚子茶

柚子茶を飲むタイミングとしてオススメなのは就寝前です。厳密には寝る30分〜1時間前にゆっくりと飲むのがオススメです。

柚子茶はカフェインレスなので寝る前でもOK。身体の中から温まり、リラックス作用もある柚子茶で、癒されながらぐっすりと眠ることができます。

逆にレモンの約4倍もの豊富なビタミンCが含まれているので、これから紫外線を浴びる朝に飲むのはあまりオススメしないかも…。

そして、妊娠中は葉酸を摂ると良いという話を聞いたことがあると思いますが、葉酸も柚子茶から摂取することができます。

カフェインレスな上、葉酸も含まれている柚子茶は妊婦さんにもぴったり。ホットドリンクなので、身体を冷やさずに美味しく飲めるのも嬉しいポイントです。

柚子茶で身体の中から美しくなろう♡

女性にとって嬉しい効果ばかりの柚子茶。冷える冬は美容にも健康にも良い温かい柚子茶で身体の中から美しくなりましょう!

柚子茶のペーストにお湯を注ぐだけと簡単なので、忙しい日でも手軽に飲めます。自家製ペースト作りもとても簡単なので是非作ってみてくださいね♡

食事や運動も大切ですが、飲み物のチョイスもとっても大切!積極的に温かい飲み物を選ぶようにすると、身体の中の巡りが良くなります。

ただ、柚子茶は1日に2杯までを目安に。蜂蜜に浸かっているペーストなので、砂糖を入れなくても1杯約60〜80カロリーはあります。

朝は白湯、日中はハーブティー、就寝前は柚子茶など、上手に組み合わせていくと美味しく温活できます。

関田 知子

幼い頃から出版社に勤める父の影響で文章を書くこと、編集することに興味を持つ。スワロフスキー専門デコリスト、プライベートブランドのMD、Webメディアディレク...

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