内科医に聞く!コロナ禍下の災害不調に効果的な健康維持対策法

内科医に聞く!コロナ禍下の災害不調に効果的な健康維持対策法

コロナ禍で生活行動が大きく変わり、体調についても変化が現れる方も多い中、人々の健康に対する意識にも変化が出てきています。

健康意識に関するアンケート調査によると、「コロナ禍以降ご自身の健康状態が気になる。」という方は全体の56.9%と過半数に及びました。(株式会社ネオマーケティング調べ)

健康意識が高まることはとても良いことなのですが、じゃあ健康のためにどんなことをしたら良いのか…今回は、内科医の工藤 孝文(くどう たかふみ)先生にコロナ禍下の災害不調に効果的な健康維持対策など、お話をお伺いしました。

工藤先生が提唱する「災害不調」とは?

工藤先生:「コロナ禍や大災害時、本人の被災の有無にかかわらず感じる心身の不調は、大きな病院に行っても原因が分からない、心療内科で薬を処方されて服用しても改善しない、不眠、不安、頭痛などの診断のつかない病気でいわゆる「自律神経失調症」。

災害不調を訴える人の割合は女性が多く、男性は中高年以降が中心。」

とのこと。

内科医に聞く!コロナ禍下の災害不調に効果的な健康維持対策

【コロナ禍などの生活習慣の変化による心身の不調の改善策を教えてください。】

工藤先生:「まずは、現在の生活習慣を見直し、体質改善を心がけることが大事です。身体に負担のかからない程度の有酸素運動、栄養の摂れた食事、こまめな水分補給などを日々行うことで、心身の不調を和らげましょう。

また、もしも心身の不調や悩みがある方は抱え込まず、オンライン診療や空いた時間に専門家に診療・診察を受けることをオススメします。」

毎日、十分な水(8〜10カップ:約2L)を飲む

工藤先生:「心臓や腎臓に持病がない限り、水を飲んで悪いことはまったくありません。

血圧が高いというのは塩水が高いということなので、水を足してあげれば塩分濃度も下がるので、高血圧や動脈硬化性の認知症などの予防にもなります。

また、脱水になると臓器への血流がうまく行かないので、水分はしっかり摂るといいと思います。」

腸内環境を整える

工藤先生:「精神の安定に影響を与える神経伝達物質であるセロトニンのほとんどは腸にあるので、腸を整えるとストレス回避につながります。

ストレス発散法などに目が向きがちですが、腸を労ることもメンタルの調子をよくすることにもなるんです。

食事は腸にやさしいものをなるべく食べて、善玉菌を増やしてあげると心身共によくなります。」

適度な運動

工藤先生:「運動を習慣化することは、生活習慣病予防をはじめ健康維持に効果的であるといわれています。

適度な運動の目安は“1週間で2000kcal・1日300kcal”

体重60kgほどの人が300kcalを消費するのに必要な運動はランニングで30分強、一般的なエアロビクスで45分、早足のウォーキングで100分程度が目安です。」

入浴プラス10分、睡眠プラス30分

工藤先生:「不調を改善するためには、不安やストレスを抱えて緊張している心身の状態を和らげてあげることが大切です。

入浴で身体を温めたり、睡眠をしっかり摂るなど、いつもより心身を休ませてあげるちょっとした習慣づけをするといいでしょう。」

栄養バランスのよい食事

工藤先生:「今、コロナ禍というストレス状況がある中で、免疫力を高めて健康状態を維持するためにも、健康な身体をつくる食習慣を心掛けることも大切です。

まずは、ストレス耐性をつけるためには日々、栄養バランスのよい食事をしっかり摂るようにしましょう。」

サプリや漢方で不足を補う

工藤先生:「そして、ストレス軽減が期待できる保健機能食品や身体の調子を整えるのによいとされる漢方などの助けを借りるのも手です。

コロナ禍では避けることができないストレスなので、むしろ保健機能食品や漢方などを積極的に摂りにいくくらいではないと耐えられない状況といえるかもしれません。

ストレスだけでなく、コロナ禍下で増えてきた、血圧の低下や記憶力の向上などにつながる商品などもありますのでよかったら探してみてください。」

※健康への働きを表示できる保健機能食品には現在、特定保健用食品(トクホ)・栄養機能食品・機能性表示食品の3種類があります。

工藤 孝文(くどう たかふみ)先生 プロフィール

内科医。糖尿病内科医・東洋医学医。福岡大学医学部卒業。みやま市工藤内科 院長。

専門は、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病、漢方治療・ダイエット治療など多岐にわたる。

GABAを配合した日本初の機能性表示食品『からだおだやか茶 W』

2021年2月8日(月)に、コカ・コーラシステムから日本で初めて記憶力と血圧にWではたらくGABAを機能性関与成分として配合した機能性表示食品『からだおだやか茶 W』が新たに発売されます。

『からだおだやか茶 W』(350ml)1本当たりに100mg配合されているGABAには、加齢によって低下する認知機能の一部である、記憶力(見たり聞いたりしたことを思い出す力)の向上に役立つ機能、血圧が高めの方に適した機能があることが報告されています。

ほどよい渋みにすっきりした味わいの緑茶で毎日続けやすくなっています。

同じシリーズの「からだすこやか茶 W」にも共通するすっきりとした飲みやすさが特徴の無糖茶です。

事前の味覚調査でも「馴染みのある味わい」「毎日飲んでも飽きない味」など、飲みやすさが高く評価されました。

全国エリアの全チャネル(スーパー・コンビニ・自動販売機・オンラインなど)で、2021年2月8日(月)から発売されます。

MYRALS 編集部

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