シルバーウィークに観たい!ベテラン俳優が大活躍する映画5選
9月20日(月・祝)は敬老の日。シルバーウィークでもあるこの週、長きにわたり映画界で活躍するベテラン俳優が登場する映画を観るのはいかがでしょうか?
今回は、アカデミー賞®主要女優賞を3度受賞したフランシス・マクドーマンド出演『ノマドランド』、『スリー・ビルボード』や、言わずと知れた大人気シリーズ『ターミネーター:ニュー・フェイト』など、秋の夜長に最適なオススメの映画を5作品ご紹介します。
1.アカデミー賞®・主演女優賞を含め3部門受賞『ノマドランド』
アメリカの美しい大自然を舞台にしたロードムービー『ノマドランド』は、“現代のノマド(遊牧民)”として車上生活を送る1人の女性が、往く先々で出会う人々との心の交流とともに、新しい時代の希望を見つけていく感動のドラマです。
実在する本物の“ノマド”たちを起用し、ドキュメンタリーとフィクションの境界線を超える新しい表現ジャンルを確立した作品となりました。
本作で3度目となるアカデミー賞®主演女優賞を受賞したフランシス・マクドーマンドは、劇場公開時63歳。製作にも携わり、名実ともにその存在感を体現した名作を創り上げたのです。
ストーリー
企業の倒産とともに、長年住み慣れた企業城下町の住処を失った女性、ファーン。
彼女の選択は、1台の車に亡き夫との思い出を詰め込んで、車上生活者、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩くことだった。
毎日を懸命に乗り越えながら、往く先々で出会うノマドたちとの心の交流とともに、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく…。
大きな反響を生んだ原作ノンフィクションをもとに、実在のノマドたちとともに新しい時代を生き抜く希望を、広大な西部の自然の中で発見するロードムービー。
2.フランシス・マクドーマンドが悲痛な母親役を熱演『スリー・ビルボード』
『ノマドランド』でも主演を務めるフランシス・マクドーマンドは、本作で自身2度目となるアカデミー賞®主演女優賞を受賞しました。
警察署長にケンカを売り、町中から後ろ指をさされても決して怯まず孤軍奮闘する母親ルドレッド役を熱演しています。
ストーリー
その看板広告(ビルボード)は、嵐の前触れだった――。
アカデミー賞®主演女優賞・助演男優賞受賞!小さな田舎町で繰り広げられる衝撃のクライム・サスペンス。
アメリカのミズーリ州の田舎町を貫く道路に並ぶ、3枚の広告看板。そこには、地元警察への批判メッセージが書かれていた。
7カ月前に何者かに娘を殺されたミルドレッドが、何の進展もない捜査状況に腹を立て、警察署長にケンカを売ったのだ。
署長を敬愛する部下や、町の人々から抗議を受けるも、一歩も引かないミルドレッド。町中が彼女を敵視するなか、次々と不穏な事件が起こり始め、事態は予想外の方向へと向かい始める…。
3.現役復帰した元超一流スパイ集団が大活躍『RED/レッド』
ブルース・ウィリスをはじめ豪華キャスト共演のアクション映画『RED/レッド』。
「RED」とは「Retired Extremely Dangerous」の略で、「引退した超危険人物」を意味します。
個性的な中年オヤジたちの痛快なアクションが人気を集め、続編『RED リター ンズ』が製作されるほどの反響を呼びました。
元超一流スパイ集団の1人、ジョー・マシス役を演じたモーガン・フリーマンは劇場公開時には73歳。年齢を感じさせないアクションは必見です。
ストーリー
静かな独身年金生活を送るフランクは超極秘任務専門の元CIAエージェント。
しかし、ある晩自宅で謎の暗殺部隊に命を狙われ、全米に散った昔の仲間たちを招集する。彼らは全員CIAから(超危険な年金生活者)と呼ばれていた。
かつて自分達が仕えたCIAが抹消しようとする過去のミッションとは一体何なのか?現役復帰した元超一流スパイ集団のたちが、決死の戦いに挑む!
4.世界中を魅了した伝説的作品の続編『ターミネーター:ニュー・フェイト』
大ヒットシリーズ『ターミネーター』の第6作目。
リンダ・ハミルトンとアーノルド・シュワルツェネッガーがそれぞれサラ・コナーとT-800ターミネーターを演じ、大きな話題を呼びました。
最新型ターミネーター“REV-9”や、超人的な能力を持つスーパー・ソルジャーなど、未来の超兵器に立ち向かう姿に注目です。
ストーリー
メキシコシティの自動車工場で働く女性ダニーは、ある日突然、未来から来たターミネーター“REV-9”に襲われる。
ダニーを守ったのは、同じく未来から送り込まれた強化型兵士、グレース。彼女の並外れた戦闘能力により、REV-9を撃退するが、決して死なないその最新型ターミネーターは、再び彼女たちに襲い掛かる。
そんな中、必死に逃げ惑う2人を救ったのは、人類の未来のためにターミネーターと戦い続ける戦士、サラ・コナーだった――。
5.シブさと演技力で変わらない人気!ハリソン・フォード主演『野性の呼び声』
主人公ソーントン役を演じたのは、ハリウッドの名優ハリソン・フォード。
劇場公開時は77歳の彼が歳を重ねても未開の地を求めて冒険する“孤高の男”ソーントンを味わい深く表現しています。
ソーントン“最強の相棒”である名犬バックは、最先端の視覚効果とモーションキャプチャ技術を駆使されて描かれており、名優と最新技術を駆使した仲間の共演にも注目です。
ストーリー
カリフォルニア州でペットとして幸せに暮らしていたバックは、ある日、男にさらわれゴールドラッシュに沸くカナダのユーコン準州でそり犬として働く。
その後、転売され、過酷な環境で人間に酷使されていた時、ひとり傷心の旅をする男ソーントンに助け出される。やがて、バックとソーントンは、未開の地を目指し冒険の旅に出るが、そこで彼らを待ち受けるのは――。
アメリカの作家ジャック・ロンドンの人気小説が原作のスペクタクル・アドベンチャー。