内側からキレイを目指す!ヨガインストラクターが教える呼吸の大切さとは
ヨガは呼吸を意識することがとても大切。
日中頑張って動いてくれる脳や身体、その脳や身体を休めている間も、呼吸や身体の中を流れる血液は常に働き続けています。
数字にすると1日に2万回以上繰り返している呼吸。
この呼吸がなぜ大事なのか、ヨガとどんな繋がりがあるのか、ヨガインストラクターの久保 綾音が3つのポイントに分けてご紹介していきます。
1.ポーズを深める
ヨガ用語ではポーズのことを「アーサナ」と言います。
例えば前屈系のアーサナを行う時、前屈に入る前にたっぷり息を吸って、身体をかがめながら押し出すように息を吐き出すことができます。吸う息よりも吐く息が大事!
息を全て吐ききることで、自然と吸う息は入ってきます。
アーサナを優先するのではなく、呼吸を優先し、自分の呼吸が入りやすいポイントで呼吸を続けることにより柔軟性がついてきます。
無理に筋肉を伸ばしたり、アーサナがきつくて呼吸ができないのは、ヨガの効果が得られなかったり怪我にも繋がってしまいます。
人それぞれ柔軟性が違うのはもちろんですが、自分の体でも毎日違いがあるので続けていくうちに習慣となり、昨日の自分と違うカラダに気付く事が出来たり、プラスなクセがつくことで無理なく続けられる、そこもまたヨガの魅力かなと思います。
2.呼吸を意識する
日常で呼吸は無意識に行われています。
そこで呼吸に意識を向けたヨガは、吸う息・吐く息に合わせて動いていく為、とても密な関係となります。
ストレッチ、ピラティス、トレーニングなど健康や美の為にあらゆる方法があります。
ヨガは腹式呼吸、胸式呼吸、の他、ハタ呼吸、シータリー、ウジャイー呼吸など、呼吸法だけでも様々あるヨガは見た目だけに捉われず内側からもキレイを目指せます。
3.深い瞑想をする
呼吸は集中と調気を促します。調気とは目に見えないけど体中に流れるエネルギーを調えること。
この人といるだけで元気やパワーがもらえる、この人といるとちょっと疲れちゃうなど、誰でも人が放つエネルギーはなんとなく感じたことがあるかと思います。
先程お伝えしたように内側からキレイを目指すために内観し自分で調えるクセをつけることができたり、人の1番の情報源といわれる視界を遮ることにより、『今』という瞬間に意識を集める。
そして思考もまたポジティブに捉えられるようになります。
自分自身の気付きを得よう
「ヨガと瞑想が創造性をあたえてくれる」
「モデルであると同時にヨギーニであることは自然」
などコメントをしているスポーツ業界やモデル業界、ハリウッド界の方々の間でも実践されていたり、ここ十数年ヨガが注目されているのはヨガを通して様々な恩恵を得ているから。
美を目指すならとにかくやってみるだけ!健康や美の為だけでなく、『ヨガとは何か』自分自身の気付きを得ながら、より良い日常が過ごせますように。