固い大人になってない?人間関係に悩まずに過ごす心の持ち方とは

“大人”とひとことでくくるには、あまりにもその年齢の幅は広すぎて、“大人”になってからも成長し続ける私たち。
子どもの頃のように、「ごめんね」のひとことでは済まないことも出てきます。それは“大人”としての責任があるからですよね。
大人になってから人間関係に悩む人は、思っている以上に多いよう。そう、この記事を読んでいるあなたが今、何かしらの人間関係に悩んでいるのなら、それはあなただけではありません。
今回は、人間関係に悩まずに過ごす心の持ち方についてお話ししていきます。

素直に伝えるべき2つの言葉

“大人”になるにつれて、素直でいられなくなってしまう人って結構多いんですよね。もちろん、常識はわきまえなければいけませんが、色々なことを複雑に考えすぎてしまったり、たくさんの経験をしてきたからこそ、ちょっとだけ心が固くなってしまっているというか…。

知識も経験も豊富になった大人だからこそなのですが、素直でいることってとても大切。「素直=ワガママ」ではありませんよ!
素直でいるというのは、何かをしてもらった時に心から「ありがとう」が言えるか、何かしてしまった時に心から「ごめんなさい」が言えるか、この2つを意識するだけでも人間関係は大きく変わるはずです。
「ありがたい“けど”…」「申し訳ない“けど”…」の“けど”が大人になると多くなる、それが単純な人間関係を複雑にしている原因に。

嬉しかったら素直に「ありがとう」を言うこと。そして自分が嬉しかったことは人へもするように心がけること。
申し訳ないと思ったなら素直に「ごめんなさい」を言うこと。そしてもう2度と同じことはしないように気をつけること。

とても簡単なことです。
しかし、大人になると「してもらって当たり前」な立場になっていたり、無駄なプライドが邪魔して言い訳が先に出てしまったりすることがあります。それは良い大人とは言えませんよね。
「ありがとう」と「ごめんね」って立場のある大人になっても変わらずに平等なもの。感謝と謝罪の言葉は心のままに、素直に伝えられるようにしましょう。

3人以上になるとこじれる法則

人間関係の悩みの原因として3人以上になるとこじれる法則があります。これは、自分と相手の問題に他の人が入ることで、絡み合った糸のように解けなくなってしまうことです。

2人の問題なのであれば2人で直接話し合って解決できることが1番なのですが、仕事関連など状況によっては第3者が入ることもありますよね。第3者が助け舟を出してくれる場合もありますので一概には言えませんが、「言った言わない問題」になると収拾がつかなくなってしまうこともあるため、プライベートであれば絶対に当人同士で解決すべきです。

気をつけるべきポイントは、意見を変えないこと。誰に対しても同じ発言をすること。
そして又聞きは真に受けないこと。必ず本人に確認すること。「○○から聞いたんだけど…」の前置きもいりません。自分の気持ちや考えを伝え、相手はどう思っているのか、どう考えていたのかを聞けば、おのずと解決するはず。

解決した後になってみれば「あれ?なんでこんなことで悩んでいたんだっけ?」と思うくらい、簡単な話だったなと思えることがほとんどでしょう。
もしかしたら、あなたが悩んでいること自体に相手は気づいていないこともあります。悩んでしまう前に相手に確かめる、これだけですぐに気持ちが晴れることもあるので、思い詰めずに聞いてみるのもあり!

年齢なんて関係ない!学ぶ姿勢を忘れずに

固い大人の特徴として、聞く耳を持たないことがあげられます。目上の人の話は聞くけれど、歳下の人の話は聞かないなど、そうなってしまったらもう、その人の成長は止まってしまったも同然。
どんな人からも学ぶべきことは必ずあります。心をフラットな状態に保ち、常に学ぶ姿勢でいることが大切。
歳上の方から学ぶことがあるのと同じように、歳下、もっと言えば子どもから学ぶこともあるのです。

肩書きや立場関係なく、全ての人の話にきちんと耳を傾け、吸収できることはする、学ぶべきことは学ぶ、その姿勢でいればどんな状況に置かれてもきっとうまくやっていけるはず。

そして分からないことがあったら、まずは一旦自分で考える、調べる、そして自分なりの答えを出す。考えもせず、調べもせず、聞くのではなく、あなたの知りたいと思う気持ちが相手に伝われば、その答え合わせをしてくれ、もし間違っていたら正しい答えに導いてくれるでしょう。

協調性と個性のバランス

個性を出し過ぎても浮いてしまうのが日本。やはり、円滑な人間関係において協調性はマストです。
とは言え、自分を押し殺してまで他人に合わせるというのも違う気がしますよね。大切なのはバランス。

受け入れられる個性と受け入れられない個性があることにまずは気づきましょう。例えば、「私は○○だから△△が良いと思うんだけど、あなたはどう思う?」と意見しつつ相手の意見も訪ねるのと、「私は○○だから△△じゃないと嫌だな」と自分の意見のみを発言するのでは、印象は全く違ったものになります。

もちろん前者の方が◎!印象が良いと思いませんか?自分の意見もしっかりと出しつつも、協調性も保っている、そのバランスがポイントなのです。

日常生活でバランスを取ることはとても簡単。自分の意見もはっきり伝えるけれど相手の意見も聞く、それだけのことです。もし意見が対立したら、なぜ相手はその意見になったのかの理由を聞いてみると相手が出した意見に納得するはず。

どちらにも良いところはあることをお互いに理解した上で、さぁ今回はどちらがより良い選択なのかを一緒に導き出せば、全てパーフェクトな結果になると思いませんか?

お願いをやめて感謝すること

人間関係の悩みにハマってしまうと、心がマイナスな方向へ向いてしまいがち。「なんでこんなことになってしまったんだろう」「私が悪いのかな」と自分を責めてしまったり、「どうかお願いだから良い方向にいきますように」など心の中で祈ってみたり。

自分を責める前に何が悪かったのかを考え、改善すること。そしてお願いはやめて今の状況に感謝する癖をつけましょう。

「人間関係で悩んでいるのになんで今の状況に感謝しなきゃいけないの!?」って思うかもしれませんが、それによってまたひとつ成長できることがあるかもしれないこと、もっと言えば、人間関係に悩める余裕があることに感謝すべきなのです。

毎日ご飯が食べられて、健康で生きていられること、働けること、上司や友達がいること、恋人がいること、そんな当たり前のようで当たり前ではないことの上にあるのが人間関係の悩みです。だから、まずは当たり前だと思っていることに感謝すること。

きっと、それができたら人間関係についての悩む気持ちが少しだけ軽くなるはずです。

MYRALS 編集部

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